5日、J2は最終節となる第42節の11試合が開催された。
今節、大きな注目を集めたのは残留争いだ。直接対決となったのは18位の大宮アルディージャと16位・ザスパクサツ群馬の一戦。試合を先に動かしたのは群馬だった。前半7分に相手のミスを奪ったところから素早い攻撃を見せ、最後はMF加藤潤也が沈めて先制に成功する。
ただ、ホームサポーターの声援を受ける大宮も黙ってはいない。16分にゴール前のこぼれ球を菊地俊介が押し込んで同点に追いつくと、35分に今度はMF三門雄大の華麗なダイレクトシュートが決まって勝ち越し。極め付けは67分、FW河田篤秀が巧みなシュートを沈めて勝負あり。3-1で勝利した大宮は、16位に順位を上げて残留が確定。敗れた群馬も18位で残留を手にした。
一方、降格が決まってしまったのはギラヴァンツ北九州だ。敵地でモンテディオ山形に挑んだが、FWヴィニシウス・アラウージョに4ゴールを奪われるなど1-5で敗戦。20位が確定し、降格が決定した。また、東京ヴェルディに0-3の完敗を喫してしまったSC相模原は、19位が確定し、降格はJ3の結果を待つことになった。
7試合が開催されたJ3は、首位につけるテゲバジャーロ宮崎の試合が無し。そのため昇格争いはいわてグルージャ盛岡とロアッソ熊本の2チームの結果次第となった。
3位のロアッソ熊本はホームでFC岐阜と対戦。拮抗した展開で試合が進む中、大きな得点が生まれたのは65分だった。自陣からのFK、マイナスに落とされたボールを直接狙ったのはMF坂本亘基。低い弾道から放たれたシュートがゴールに決まり、大きな先制点が生まれた。この勢いそのままに82分にも追加点を奪った熊本は2-0で勝利。岩手と宮崎を抜き、J3優勝とJ2昇格を勝ち取った。
また、岩手は沼津を相手に先制点を奪うも追いつかれてドロー決着。優勝にはあと一歩届かなかった。しかし、得失点で宮崎を抜いて2位でフィニッシュ。これでJ2昇格を決めることになっている。
このJ3の結果によりJ2で19位だった相模原の降格が決定した。
■12月5日
・J2第42節
山形 5-1 北九州
栃木 1-2 琉球
大宮 3-1 群馬
東京V 3-0 相模原
甲府 3-3 水戸
松本 1-2 長崎
新潟 0-2 町田
磐田 2-1 秋田
京都 0-0 金沢
岡山 1-3 千葉
愛媛 1-1 山口
・J3第30節
福島 1-1 讃岐
長野 0-0 今治
富山 1-1 鹿児島
藤枝 0-3 YS横浜
沼津 1-1 岩手
鳥取 0-3 八戸
熊本 2-0 岐阜
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