ガンバ大阪は16日、MF小野瀬康介との契約満了に伴い、2022シーズン限りでチームを離れることを発表した。
横浜FCの下部組織出身の小野瀬は、2011年にトップチーム昇格。2016年までを同クラブで過ごしたのち、2017年よりレノファ山口FCに完全移籍した。
そして、2018年には半年だけで明治安田生命J2リーグ25試合10得点をマーク。急速にブレイクすると、同年夏にG大阪に完全移籍した。
29歳で終えた2022シーズン、明治安田生命J1リーグ26試合で3得点を記録した小野瀬は、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。
「今シーズン限りでガンバ大阪を離れることになりました。正直、まだ気持ちのどこかでこの事実を受け止めきれていない自分がいます。そのくらいガンバでの5年間は、自分にとって濃かったし、自分でも驚くほどクラブへの愛着を深める時間になりました」
また、サポーターへの感謝もコメントした。
「苦しい時も、楽しい時も、一緒に戦ってくれたサポーターの皆さん。コロナ禍ではなかなか皆さんの声を聞くことができませんでしたが、だからこそ今シーズン、久しぶりに皆さんの声をスタジアムで聞けた時は本当に嬉しかったです。また、初めてスタンドから自分のチャントを歌ってもらった時は本当に嬉しくて、認めてもらえた気がしたのを覚えています」
そして最後に、今後へのエールを送っている。
「5シーズン、このクラブで戦い抜けたことは自分の誇りであり、自信になりました。毎日、当たり前のように顔を合わせていた仲間と明日から会えなくなるのは非常に寂しいです。僕はガンバを離れますが、これからも熱く、温かくガンバを応援してもらえたら嬉しいです。お世話になりました!」
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