ジュビロ磐田は7日、渋谷洋樹監督が2022シーズン限りで退任することを発表した。
大宮アルディージャで指導者としてのキャリアをスタートした渋谷監督は、ロアッソ熊本やヴァンフォーレ甲府を経て、2022年1月より磐田のトップチームヘッドコーチに就任。伊藤彰前監督をサポートする形でシーズンをスタートしていた。
しかし、22年8月に伊東前監督が退任することとなり、後任として指揮官に就任。それでもJ1リーグ34試合で6勝12分け16敗の最下位と、J2降格の憂き目に遭っている。
磐田の指揮官を退くこととなった渋谷監督は、クラブ公式サイトを通じて「まず初めに、2022年のジュビロ磐田に関わるスポンサー、パートナーの皆様方、クラブスタッフ、育成、普及スタッフの皆様を含め、クラブに関わるすべての方々に支えていただいたことを大変感謝しております」とまずは感謝し、続けて反省を述べた。
「昨年、J2優勝、J1に昇格し、今シーズンはJ1でたくさんの勝利をし、上位で戦い続けるというチームの目標を掲げてきました。しかし結果が伴わず、監督交代となってからもJ1残留を目指して一戦一戦全力で戦って参りましたが、降格という厳しい結果となり責任を感じています。皆様の期待に応えられず大変申し訳ない気持ちでいっぱいです」
一方で、選手やスタッフの奮闘を称えている。
「その苦しい厳しい状況下でも選手、スタッフが一丸となって日々練習に励み、準備を怠らず戦ってくれたことに感謝します。また、シーズンを通してなかなか勝利を届けることができない中でも、たくさんの応援をいただき選手の背中を押してもらい、最後まで共に戦い抜いてくれたファン、サポーターの皆様には本当に感謝しかありません。これからも引き続きたくさんのご声援の程宜しくお願いいたします」
最後に、今後に向けたエールでコメントを締めくくっている。
「伝統、歴史あるジュビロ磐田で監督をし、素晴らしい選手、最高のスタッフと仕事ができたことは私の財産です。ありがとうございました。最後にこれからのジュビロ磐田の発展と躍進を祈っております」
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