清水エスパルスは11月30日、DF立田悠悟とDF片山瑛一が柏レイソルに完全移籍することを発表した。
2022シーズンの明治安田生命J2リーグを17位で終え、J2リーグに降格する憂き目に遭った清水。同シーズン、立田はJ1リーグ26試合、片山は31試合に出場していたが、主力DF2名がともに別れを告げることとなった。
清水の下部組織出身でこれまで一筋でプレーを続けてきた立田は、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。
「今回移籍という決断をしました。まず、この移籍に関して賛否両論あると思いますが、自分の目標や夢を叶えるためにチャレンジしたい気持ちが強く、自分なりの答えを出しました。長い間、清水エスパルスに様々な部分で成長させてもらいましたし、エスパルスに関わる全ての皆様に感謝の気持ちを伝えたいと思います。間違いなく、清水エスパルスは自分の全てだったし、かけがえのないクラブです。だからこそ、エスパルスで培ったものをさらに伸ばし、自分なりの道を切り開いていきます。最後にファン、サポーターの皆様、これからも清水エスパルスの応援をよろしくお願いします」
また、ファジアーノ岡山でのプレー後、セレッソ大阪を経て2021シーズンより清水に所属していた片山も、別れのメッセージを発した。
「この2年間は本当に思い描いていたようにはいかず、エスパルスの関係者の皆様やサポーターの方々には辛い想いばかりをさせてしまいました。しかし、そんな中、どんな時でも沢山の愛情をクラブや選手に注いでいただき本当に感謝しています。期待に応えることはできませんでしたが、どんな時も自分らしく最後まで走り続けられたのは応援してくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございました。この2年間、辛く苦しいことが多かったですが、同時に沢山の気づきや学びを得ることができました。そして、このエスパルスのエンブレムを背負い戦って得た自信や誇りを胸に、また新しい場所で覚悟を持ってチャレンジしていきたいと思います。クラブは変わりますが、1人のサッカー選手として、戦う姿で勇気や感動を感じていただけるように、一生懸命全力で走り続けていきます。2年間、本当にありがとうございました」
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