アトレティコ・デ・マドリードのFWジョアン・フェリックスが、現在の自分の立ち位置について語っている。
2019年夏にベンフィカからアトレティコに加入したJ・フェリックス。移籍金は1億2000万ユーロと破格の値段だったが、ディエゴ・シメオネ監督は同選手をベンチに置くこことも多かった。しかし昨季後半戦から状況は変わり始め、シメオネ監督はJ・フェリックスをレギュラーとして起用するようになり、J・フェリックスもその期待に応えるように献身的な守備、創造性あふれる攻撃によってチームを先導するような活躍を見せている。
今年11月で23歳となるJ・フェリックスは、自身がアトレティコのリーダーになったと感じているかどうかを問われて、次のように返答した。
「クラブ、チームを助けるために、あらゆることをするっていうのが自分の感覚だね。それを行動で示したいし、チームメートがリーダーとして見てくれるなら最高だ。それならば僕たちはもっとつながれるし、もっと楽しむことができる」
今季FWアルバロ・モラタやMFサウール・ニゲスがレンタルから出戻り、MFアクセル・ヴィツェル、DFセルヒオ・レギロン、DFナウエル・モリーナが加わったアトレティコ。その陣容はより豪華になった印象だが、J・フェリックスはどう感じているのだろうか。
「クオリティーで言えば、これまでで最高の陣容だと思う。（ポルトガル）代表を抜かせばね、皆が幸せになるための陣容だと思う」
「レアル・マドリード、バルサと争えるかって？ そうだね。僕たちはいつもラ・リーガのタイトルを争ってきた。次のダービーで、そうできることを示したい」
フットボール界の未来を担う才能の持ち主ともされるJ・フェリックスは、バロンドール受賞やチャンピオンズリーグ優勝を果たす夢を語ってきた。そうした夢への距離が縮まっているかを問われると、こう返している。
「まだ遠いけど、近づいてはいる。僕はそのために努力をしている。そのためにできる限りのことをしたいし、今後数年で獲得できるかどうかが分かるだろう」
J・フェリックスはまた、そのほかの未来のバロンドール候補として、注目している選手の名を挙げている。
「エンバペ、ハーランド、ヴィニシウス……。彼らは毎シーズン、バロンドールとチャンピオンズを争うだろうね」
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