アトレティコ・デ・マドリードFWジョアン・フェリックスが、同クラブ退団を求めているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
昨季後半戦についにレギュラーの座を射止め、アトレティコの中心選手として本格的に活躍していくことが期待されていたJ・フェリックス。選手本人は「自分のことをチームのリーダーのように見てくれたらうれしい」と意気込みを示し、実際的に今季最初の8試合では7試合先発を果たすなど、出だしは順調だった。しかしながら9月18日に行われたレアル・マドリードとのダービー(1-2)で存在感を示せず、早い段階で交代を命じられると、そこからすべてが一変している。
ディエゴ・シメオネ監督はここ6試合、J・フェリックスをベンチスタートとし続けて、わずか37分しか出場機会を与えていない。その期間、FWアントワーヌ・グリーズマンが443分、FWアルバロ・モラタが311分、FWアンヘル・コレアが259分、FWマテウス・クーニャが208分ピッチに立っており、ポルトガル代表FWが序列が一番下となっている。
『マルカ』によれば、J・フェリックスはアトレティコ退団を希望しており、代理人ジョルジュ・メンデス氏が動き始めている模様。メンデス氏は移籍先となるビッグクラブを探しながら、アトレティコには彼の残留が不可能であることを説いているようだ。
一方アトレティコは、J・フェリックスがクラブの将来的なプロジェクトの根幹になる選手と捉えており、放出に難色を示しているとのこと(ちなみに同選手の契約解除金は3億5000万ユーロ)。アトレティコのこの姿勢に対してJ・メンデス氏は、同クラブが考えを改めるような獲得オファーを届けることを目指しているという。
片やシメオネ監督にJ・フェリックスの扱いを変える考えはなく、選手本人が練習などで自ら状況を逆転させない限り、再び先発で使う気はないとのことだ。
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