アトレティコ・デ・マドリードは10月1日にラ・リーガ第7節、敵地サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、ここまでの成績が1勝2分け3敗と不調のジュレン・ロペテギ監督率いるセビージャに対して、これまで通り最大限の警戒感を表している。
「フットボールはこういうものなんだ。ここまでのセビージャは偉大なライバルたちを相手にして、難しく複雑な試合を戦ってきた」
「私にとってロペテギは本当に素晴らしい監督だ。ここ数年間、セビージャでじつに見事なことを成し遂げてきた。彼の率いる選手たちは仕事を実行していく気概に満ちているし、ビジャレアル、エスパニョールとの試合がそれを物語っていた」
「セビージャは素晴らしいチームであり、良質な攻撃を実現する。私はそういった試合展開を想像している」
シメオネ監督はその一方で、FWジョアン・フェリックスについても言及。開幕節ヘタフェ戦こそ3アシストの活躍を披露し、今季こそチームを牽引することを期待されたポルトガル人FWだが、その後は存在感を失っている。
「クラブ、ファン、そして私たちチームの全員が最高のジョアン・フェリックスを目にするという期待を抱いている。すべては、彼が私たちのために何ができるか次第だ」
アトレティコはDFステファン・サビッチとDFホセマ・ヒメネスが復帰。これまでセンターバックを務めてきたMFアクセル・ヴィツェルの本職ボランチでの起用や、いつもの5バックではなく4バックを採用する可能性も噂されている。
「チームは4バックでプレーするとしても、それは決して4バックではない。守っているときDFの数は変化するんだ。サビッチとヒメネスが揃っても、4バックだけでなく5バックでもプレーできる。ヴィツェル？ 彼をリベロや中盤で使うことも選択肢の一つ。もちろん検討はするよ」
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