今季限りでの引退するとみられているベティスMFホアキン・サンチェスは、ラ・リーガ最多出場記録を塗り替えることができるのだろうか。
昨季でスパイクを脱ぐ予定だったにもかかわらず、コパ・デル・レイ優勝の歓喜の中で「もう1シーズン続けるよ」と宣言して、緑白のユニフォームを着続けているホアキン。今年6月に42歳となる同選手は今季、これまでより出場機会は減っているものの、それでも20試合(その内9試合がスタメン。出場時間735分)でピッチに立っている。そしてラ・リーガでは、あまりにも偉大な記録を塗り替えられるかどうかが懸かっている状況だ。
ホアキンはここまでにラ・リーガで612試合を戦ったが、GKアンドニ・スビサレッタ氏が保持するラ・リーガ最多記録622試合出場に追いつくまであと10試合、抜くまでにあと11試合に迫っている。
フィールドプレーヤーではアトレティック・クラブMFラウール・ガルシア(579試合)、ラウール・ゴンサレス氏(550試合)を上回って歴代最多出場を記録を保持するホアキンだは、スビサレッタ氏を抜くためには今季ラ・リーガ残り12節で11試合を戦う必要がある。今季ラ・リーガの出場数は26節中12試合(46%)と少し難しいように思えるが、ここ9試合では6試合でピッチに立っており、この調子を維持すれば新記録を樹立する可能性も十分にありそうだ。
ただスペイン『マルカ』などは、もしベティスが2004-05シーズン以来、クラブ史上2度目となるチャンピオンズリーグ出場権を獲得する場合には、ホアキンがもう1シーズン現役を続ける可能性も示唆している。なおマヌエル・ペジェリーニ監督は先に、ホアキンがフィジカル的には今後もプレーし続けられるとの見解を示していた。
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