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現役引退ホアキンが涙の会見「サッカーと別れて寂しさを感じるのがこわい」「キャリア最高の瞬間はベティスのトップチーム昇格」| ラ・リーガ

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現役引退ホアキンが涙の会見「サッカーと別れて寂しさを感じるのがこわい」「キャリア最高の瞬間はベティスのトップチーム昇格」| ラ・リーガDAZN
【欧州・海外サッカーニュース】ベティス(ラ・リーガ)のホアキンが引退する心境を語った。

今季限りでの現役引退を発表したMFホアキン・サンチェスが20日、記者会見を開いた。

2000-01シーズンにベティスのトップチームでデビューを果たし、41歳となった今季にその長い長いキャリアに終止符を打つことを決断したホアキン。ベティス、スペイン、世界のフットボールの生ける伝説であり、フットボール史にその名を深く刻んだドリブラーは、退団発表の翌日に行われたこの会見で涙を抑えることができなかった。

ホアキンは時折、その手で両目を覆いながら、フットボールに別れを告げる心境を語っている。

「『ここまでたどり着いたんだ』と言うことは、なんて難しいんだろう。物心ついたときから一緒にあったもの、自分の人生の一部を切り離すというのは、なんて難しいことなんだろうね。これは僕の人生でずっとあったものなんだ。でも今より前だったら早過ぎたし、後だったら遅過ぎんだと思う」

ホアキンは引退を決断した理由に、フィジカルよりもメンタルを挙げた。

「フィジカルで引退するわけじゃない。確かにコンディションは悪くなっていくし、年齢は重くのしかかってくる。それでもフットボールを楽しめているし、フィジカルによって引退するわけじゃないんだ」

「引退は僕の頭によってだ。ただ、それは飽きたからとかじゃない。これが理想のタイミングだったんだ。自分の体が毎朝、『今がそのタイミングだ』と語りかけてきたんだよ。だから家族と話をしてこうすることにした」

「監督(マヌエル・ペレグリーニ氏)は何回も僕を説得した。自分がもっともっとやれるってことを分かっていたんだ。僕たちは互いに尊敬し合っている。彼が自分の練習姿を好んでいることは知っているよ」

また、その長いキャリアにおける最高の瞬間を問われると、ベティスのトップチームに昇格した際の出来事を振り返っている。

「美しい思い出がいっぱいある。これはアディオスなんかじゃない。ある駅で電車を降りて、また同じ期待を抱えて違う電車に乗るんだよ。僕はベティスのトップチームの13本のストライプに袖を通すことを夢見てきた。だけど、それが簡単なことじゃないって気づくことになったんだ。道半ばで、多くの仲間があきらめていったからね」

「でもフェルナンド・バスケス(当時の監督)が、僕のことをトップチームに引き上げた。そのとき、父にこう言ったんだよ。『パパ、僕たちはやったんだ。僕は世界最高のチーム、レアル・ベティス・バロンピエの選手だ』ってね」

昨季、ベティス主将としてコパ・デル・レイ優勝を果たした際には、ほぼ決まっていたとされる引退を撤回したホアキン。どうやら、二度目はないようだ。

「現時点で続ける可能性はまったくない。これは、とてもはっきりとした決断なんだ。これから訪れる未来だって、同様に期待を抱けるものかもしれない。でも、それまであと1カ月と12日が残っている。今は、多くの開かれたプロジェクトと、それと同時に迷いも存在しているね」

「僕はフットボールを失って、寂しく思うのがこわいんだ。濡れた芝生の匂いにロッカールーム……。できる限り早く受け入れなきゃって思うよ」

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