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クーマン「バルサの“DNA”の象徴はクライフ、ペップ、メッシ。むしろメッシがいれば“DNA”について話す必要ない」| ラ・リーガ

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クーマン「バルサの“DNA”の象徴はクライフ、ペップ、メッシ。むしろメッシがいれば“DNA”について話す必要ない」| ラ・リーガDAZN
【欧州・海外サッカー ニュース】クーマンが語る、バルセロナのDNA。

元バルセロナ監督のロナルド・クーマン氏が、同クラブの“DNA”について語っている。スペイン『マルカ』がコメントを伝えた。

バルセロナの“DNA”……それはヨハン・クライフ氏が植え付けた、緻密なポジショニングとパス回し主体の攻撃的フットボールを意味していると考える人が多いが、そのほかカタルーニャの象徴や、常勝軍団であることを意味していると考える人もいる。

このバルセロナの“DNA”に関しては、先にパリ・サンジェルマンのルイス・エンリケ監督が、自身とチャビ・エルナンデス監督のどちらがそれを体現している(していた)かを問われて「疑いなく私だ。データとタイトル、ポゼッション率、ハイプレスを見てくれ。疑いの余地なく私だよ。ここに意見の入る余地などない。データなのだからね」と返答したために、物議を醸すことになった。

そして11日にイベントの会見に出席したクーマン氏も、バルセロナの“DNA”とL・エンリケ監督の発言について言及。L・エンリケ監督の発言は「常軌を逸している」と批判を行なった。

「バルサの“DNA”について正式な定義があるかは分からない。バルサのDNAはタイトルを勝ち取ることだ。しかしルイス・エンリケが火曜に行なった発言は常軌を逸しているよ。バルサ、チャビとの試合前に言うようなことじゃない」

クーマン監督はまた、バルセロナの“DNA”を体現してきた存在として、3人の名前を挙げている。

「バルサの“DNA”を象徴する人物が3人いる。クラブのスタイルを変えたのがクライフ。バルサの歴史の中で最高のフットボールを実現したのがグアルディオラ。そして、メッシがいるんだ」

「メッシがいれば“DNA”について話す必要はない。彼は歴史上最高の選手なのだから。もし君がバルサの監督で、魅力ある攻撃的フットボールを実現して同時に勝利もつかみたいと言うならば、それは擁している選手次第となる。もし補強ができて最高の選手たちを揃えられるならば、事はより簡単に運ぶだろう」

「オランダではいつもアヤックスの“DNA”について話されているが、彼らは今、一体どこにいると言うのだ? もちろん良質なプレーを見せて、人々を楽しませなくてはけいけないが、やはり勝たないといけないんだよ。そうではなくては意味などないんだ」

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