バルセロナは現地時間12月30日、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの出場停止処分が保留となったことを発表した。これについてエスパニョール側が強く反発している。
レヴァンドフスキは、カタール・ワールドカップ(W杯)前に行われたラ・リーガ第14節オサスナ戦で2度の警告を受けて退場。その直後にレフェリーに批判的なジェスチャーを行ったとして、スペイン・スポーツ裁判所(TAD)より3試合の出場停止処分が科されていた。
しかし、バルセロナはこの決定に反発。2試合の追加停止分の取り消しを求めることをスポーツ仲裁裁判所に訴え、処分の保留が決定する運びとなった。
これにより、レヴァンドフスキはカタールW杯明けの初戦、第15節エスパニョール戦に出場することが可能に。これに対し、エスパニョールは以下のように非難の声明を発している。
「他クラブでの前例を考慮し、この決定は間違いかつ不当であると認識している。この決定はシーズンを通して思い起こされるべきものだ。エスパニョールも処分の撤回を求めた際に同様の状況に直面したが、これらの訴えを精査するための委員会(スポーツ仲裁裁判所)に彼ら(TAD)が何かを送ったことはまったくなかった。リーグにおいて不当で前例のない決定があったものの、明日、私たちのチームは味方の信頼に応えるために110%の力で戦うことになる」
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