ラ・リーガ第2節が日本時間8月20日~23日に各地で開催。注目試合の見どころを紹介する。
まず注目に挙げられるのは日本代表MF久保建英が所属するソシエダとバルセロナによるビッグマッチ。多数のタレントを抱えるソシエダにおいて、久保は開幕節カディス戦で先発デビューを飾り、右足のボレーで1-0の勝利の立役者となった。
これまでの所属クラブでの指揮官たちからボックス内に入っていく回数を増加させるように要求されてきた久保だが、攻撃面で積極的な姿勢が得点にもつながった。また、ダヴィド・シルバら足元の技術に優れた選手たちとのかみ合わせが抜群であることも示している。
躍動を予感させるシーズン、早くも試練として立ちはだかる相手は育成年代に所属していた古巣バルセロナだ。夏に補強したロベルト・レヴァンドフスキやハフィーニャらに加え、ジョルディ・アルバやペドリ、ブスケツなど豪華な陣容で臨んだ開幕節は、ラージョと0-0のドローで終えた。
チャビ・エルナンデス監督の下で試合を支配しながら多くのチャンスを作ったが、ブスケツが2枚の警告により後半ATに退場。相手守護神の活躍もあったとはいえ、失意の中で迎える第2節は何としても白星を奪取せねばならない。テクニカルなプレーによりソシエダで持ち味を発揮している久保にとって、足元の技術を専売特許にしてきたチームとの対決は真価が試されるひとつの機会となりそうだ。
その他の試合では、開幕節でアルメリアに先制される苦しい展開ながらも2-1で逆転勝利したレアル・マドリードが、エスパニョールと2-2で引き分けたセルタと対戦する。アルメリア戦ではエドゥアルド・カマビンガやオーレリアン・チュアメニら若手の適応に課題が残っていることも指摘されたが、間違いなく高いポテンシャルをカルロ・アンチェロッティ監督がどう引き出していくかも注目となる。
また、開幕節でヘタフェに3-0で完勝したアトレティコ・マドリードは、同じく3-0でバジャドリード戦を制したビジャレアルと激突。申し分ないスタートを切った両チームにとって、好調を印象付けるべく臨む一戦となる。さらに、オサスナに1-2で敗れていきなり躓いたセビージャはバジャドリードと対戦。実力差のある相手だが、上位争いを見据えているチームなだけに、連敗が許されないという状況からくるプレッシャーが気がかりとなる。
ラ・リーガ第2節
▽8月20日(土)
- 3:00 エスパニョール vs ラージョ
- 5:00 セビージャ vs バジャドリード
▽8月21日(日)
- 0:30 オサスナ vs カディス
- 2:30 マジョルカ vs ベティス
- 5:00 セルタ vs レアル・マドリード
▽8月22日(月)
- 0:30 アトレティック vs バレンシア
- 2:30 アトレティコ・マドリード vs ビジャレアル
- 5:00 ソシエダ vs バルセロナ
▽8月23日(火)
- 3:00 エルチェ vs アルメリア
- 5:00 ジローナ vs ヘタフェ
※すべて日本時間
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