ラ・リーガ第9節が日本時間10月15日～18日に各地で開催。今節の見どころを紹介する。
■アトレティック vs アトレティコ
勝ち点17の3位アトレティック・クルブと勝ち点16の4位アトレティコ・マドリードによる直接対決が行われる。前節はセビージャと1-1で引き分けたアトレティックだが、直近4試合では3勝1分け無敗と好調を維持。得点数と失点数の少なさがどちらもリーグ3位とバランスの良い戦いを続けている。対するアトレティコは前節、ジローナとの熱戦に2-1で勝利。バルセロナからのレンタルで加入していたアントワーヌ・グリーズマンの完全移籍も発表され、さらなる連勝への機運も高まっている。今節は首位バルセロナと2位レアル・マドリードの直接対決もあるだけに、勝ち点差を詰めるためにも必勝の構えで臨む。
■セルタ vs ソシエダ
レアル・ソシエダは前節、ビジャレアルとの名門対決を1-0で制して3連勝。順位を6位にまで上げており、4位アトレティコ、5位レアル・べティスとは勝ち点16で並ぶ状況だ。失点数の多さが気がかりな一方、久保建英やブライス・メンデス、アレクサンダー・セルロートらを中心とする攻撃の完成度は日増しに高まっている。今節対戦するセルタは11位に沈んでいるが、エースのイアゴ・アスパスはここまで5得点と変わらずに躍動。ここ4試合は得点を奪うことができていないが、一瞬でも警戒を緩めることはできない相手だ。
■レアル・マドリード vs バルセロナ
世界中のサッカーファンの注目を集めてきた“エル・クラシコ”の今季最初の一戦がサンティアゴ・ベルナベウで開催。シチュエーションもともに開幕8試合7勝1分け無敗の勝ち点22とこれ以上ないものだ。順位は得失点差が「19」のバルセロナが「12」のレアル・マドリードを上回って首位に立っているが、直接対決成績が重視されるラ・リーガのレギュレーションを踏まえても、クラシコの重要度はあまりにも大きい。また、レアル・マドリードでは負傷が懸念されていたカリム・ベンゼマが既に復帰しており、バルセロナでもロベルト・レヴァンドフスキが躍動中と、タイプの違う世界最高峰のセンターフォワード同士による争いも注目だ。さらにはバルセロナのペドリ、レアル・マドリードのフェデ・バルベルデとそれぞれクラブの未来を背負う選手たちによる中盤での攻防も見どころとなる。
■ラ・リーガ第9節
▽10月15日（土）
- 4:00 ラージョ vs ヘタフェ
- 21:00 ジローナ vs カディス
- 23:15 バレンシア vs エルチェ
▽10月16日（日）
- 1:30 マジョルカ vs セビージャ
- 4:00 アトレティック vs アトレティコ
- 21:00 セルタ vs ソシエダ
- 23:15 レアル・マドリード vs バルセロナ
▽10月17日（月）
- 1:30 エスパニョール vs バジャドリード
- 4:00 ベティス vs アルメリア
▽10月18日（火）
- 4:00 ビジャレアル vs オサスナ
※すべて日本時間
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