レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウスが、ジャッジに苦言を呈している。『レアル・マドリーTV』で語った。
レアル・マドリードは日本時間11日、ラ・リーガ第25節でエスパニョールと対戦して3-1で勝利。この試合で22分に同点弾を記録したヴィニシウスだが、その10分後にDFルベン・サンチェスへのファウルがあったとして警告が提示された。
ヴィニシウスのファウルはエスパニョール側のカウンターを潰す行為となったが、ゴールまではかなり距離のあった位置。ヴィニシウスはカルロ・アンチェロッティ監督ともども抗議の声を上げたが、判定は覆らず今季公式戦12枚目のイエローカードを貰うこととなった。
試合後、ヴィニシウスは「こういうものとしか言いようがない。自分がもっと向上して、もっと頭を冷静にしなければいけない」と諦念を表現しつつ、不公平だと嘆いている。
「いつもマドリーと僕の身に起こっていることだ。審判は僕にもう15回はファウルをしている選手に対して、89分に1枚目のカードを提示した。だったらカードを出してもらわなくていい。もっとプレーする時間ができるから」
続けて「別に僕を守ってくれなくていいんだ。そうではなくて正しいことをしてほしい。取るべきファウルを取って、提示すべきカードを提示してくれればいいんだよ」と述べたヴィニシウス。ラ・リーガのチームに所属する選手としては今季最多の警告数となったが、自身が受けている接触と比較して疑問が残るようだ。
「審判は僕相手だとファウルを取ってくれない。ほかの選手であれば出すカードを出してくれた。それなのに僕が一番最初にするファウルでカードを出してくる。最もファウルを受けている選手が、最もカードを受けているなんて、あり得ないよ」
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