バレンシアが現地時間1月30日、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督と双方合意での契約解消を発表した。
ガットゥーゾ監督は2022年夏よりバレンシア指揮官に就任。しかし2022-23シーズン、ラ・リーガ18試合を終えての成績は5勝5分け8敗の暫定14位かつ、降格圏の18位カディスとの勝ち点差が「1」と危機的状況に陥っている。
また、カタール・ワールドカップ（W杯）以降のリーグ戦直近4試合で1分け3敗と大苦戦。契約解消へと至っている。クラブは、公式サイトを通じて以下のように感謝を伝えた。
「クラブは監督の献身と仕事ぶりに感謝をするとともに、未来の幸運を願います。チームは1月31日の火曜日、“ボロ”・ゴンサレス（暫定監督）の指導の下で練習を再開します」
なお、スペイン『マルカ』によれば、負傷による台所事情も考慮して補強を望むガットゥーゾ監督と、それを却下するクラブ上層部の間に溝が生まれていたとのこと。指揮官が意欲を失い、契約解消の双方合意に至ったようだ。
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