スペイン代表のルイス・エンリケ監督が、セルヒオ・ブスケツが自分のチーム、ひいてはスペイン代表のプレースタイルにとって、いかに重要な選手であるかを説いている。
11日にカタール・ワールドカップ（W杯）に臨むメンバーを発表したスペイン代表。主将を務めるブスケツはもちろん招集されたが、ルイス・エンリケ監督はその後に行われた会見で、来年7月で35歳になる同選手がさらに4年後のW杯でもプレーすることを希望した。
指揮官は「ブスケツにとって最後のW杯になるが？」という質問に対して、次のように返答したのだった。
「その意見には同意できないね。私はブシ（ブスケツの愛称）が次のW杯でもプレーするよう説得したい。それが自分の目標だ」
「彼はラファ・ナダルと同じだよ。ナダルが史上最高の選手であることに疑問を持つの人がいるのか？ 史上最高のランキングをつくるとして、君ならナダルを何番にする？ 私たちスペイン代表が志向するスタイルは、相手陣地でボールを持ってプレーすることだ。そのスタイルにおいて、ブシはナンバーワンの選手なんだよ」
「もしロングボールを多用するなどスタイルを変えたとしたら、ブシは最高のMFではなくなる。だが自分たちが望んでいるプレースタイルにおいて、ブシ以上に素晴らしいプレーを見せられる選手など、この世界のどこにも見当たらないね」
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