FIFAワールドカップ・カタール2022は、日本時間11月28日(月)~29日(火)にグループリーグの4試合が開催される。
今回はグループリーグG・H全4試合の見どころ・試合日程を紹介する。
カメルーン対セルビア|グループG第2節
カメルーンは初戦でスイスと対戦した。前半はブライアン・エンベウモを中心としたカウンターでチャンスを創出するもゴールできずにいると、後半序盤に失点。そのまま0-1で敗れて黒星スタートとなった。これで2002年大会からW杯で痛恨の8連敗。大会最多記録となる9連敗を避けるため、そして最終節とブラジルと対戦することを考えてもここで白星を得たい。
対するセルビアは初戦でブラジルと激突した。序盤は好勝負するも徐々に自力に勝る相手にペースを握られると、62分に失点。さらに73分にもリシャルリソンに2ゴール目を奪われたチームは無得点で黒星発進となった。初戦はセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチやドゥシャン・ブラホヴィッチらの個性を活かしきれなかった。ここを快勝してリスタートを切りたい。
キックオフ時間:2022年11月28日(月)午後7:00
放送・配信予定:フジテレビ|ABEMA
韓国対ガーナ|グループH第2節
韓国は初戦でウルグアイと対戦した。堅実な守備でルイス・スアレスを抑え込んだチームだが、一方でファン・ウィジョがビッグチャンスを活かしきれなかった場面も。南米の雄と対等に渡り合った初戦を自信に白星を狙う。ウルグアイ戦でインパクトを残しきれなかったソン・フンミンの奮闘にも期待がかかるところだ。
一方のガーナは初戦のポルトガル戦、トーマスやアンドレ・アイェウらが先発。後半にPK献上から先制点を許したが、73分にA・アイェウが同点弾を挙げた。その後、2失点を喫したチームは89分にオスマン・ブカリがゴールを挙げるも2-3で競り負け。韓国との試合は互いにインテンシティが高い白熱の攻防が予想されるが、大会初勝利を勝ち取れるか。
キックオフ時間:2022年11月28日(月)午後10:00
放送・配信予定:NHK|ABEMA
ブラジル対スイス|グループG第2節
優勝候補のブラジルは初戦のセルビア戦をリシャルリソンの2ゴールで快勝した。新たな9番が好スタートを切ったのは好材料だが、ネイマールが終盤に足首を負傷して交代。そのネイマールは今回のスイス戦を欠場することが確実となった。それでも、ハフィーニャやガブリエウ・ジェズスなど攻撃陣は多士済々。エース不在の中、総合力を見せつけて2連勝を狙う。
一方のスイスは初戦のカメルーン戦、ブレール・エンボロのゴールを守り切って1-0で勝利した。勝負強さを印象付けたチームは、守護神のGKヤン・ゾマーが持ち前のビッグゲームでの強さを初戦から発揮してクリーンシート。ここで勝ち点1を獲得することができれば、3大会連続の決勝トーナメント進出を大きく近づけることになる。
キックオフ時間:2022年11月29日(火)午前1:00
放送・配信予定:フジテレビ|ABEMA
ポルトガル対ウルグアイ|グループH第2節
大会前にエースのクリスティアーノ・ロナウドが無所属になるという話題にさらされたポルトガルだが、初戦のガーナ戦ではそのC・ロナウドが自身の獲得したPKを決めて、前人未踏の5大会連続ゴールを記録。これでチームは大きく落ち着き、さらにジョアン・フェリックスとラファエル・レオンもゴールを挙げた。一方でGKディオゴ・コスタの試合終了間際の緩慢プレーからあわや同点とされそうな場面もあっただけに、特に守備面では気を引き締めてクリーンシートを狙いたい。
一方のウルグアイは初戦の韓国戦、スアレスとエディンソン・カバーニの両ストライカーが不発でドロー。一方でフェデリコ・バルベルデやダルウィン・ヌニェスら若手がハイパフォーマンスを見せていただけに、今回の一戦でも期待がかかる。ここでしっかりと勝ち点を獲得し、最終節ガーナ戦でのグループステージ突破の可能性を高めておきたい。
キックオフ時間:2022年11月29日(火)午前4:00
放送・配信予定:ABEMA