バルセロナは6日、DFマルコス・アロンソとDFエクトル・ベジェリンの入団発表を開いた。M・アロンソは、父親がプレーしたクラブへの加入に心を震わせているようだ。
マルコス・アロンソの父親マルコス・アロンソ・ペーニャ氏は、ここ最近はセビージャ、アトレティコ・デ・マドリード、レアル・サラゴサを指導した監督として知られるが、現役時代にはアタッカーとしてアトレティコやバルセロナに所属し、スペイン代表としてもプレーしている。
M・アロンソは入団発表で、ペーニャ氏が1982〜87年に所属したバルセロナへの加入に、父親の足跡に自分の足を重ねたことに思いを馳せた。元レアル・マドリードDFマルキートス氏を祖父に持ち、同クラブの下部組織にも在籍していたM・アロンソだが、それでもバルセロナに特別な愛情を抱えていたようだ。
「とてもうれしい。この素晴らしいチームの一員になれるチャンスに恵まれたんだ。子供の頃、父にカンプ・ノウに連れて来てもらってから、ずっと愛してきたチームにね。父親が成功ををつかんだチームまでたどり着けてうれしい。期待にあふれているよ」
「僕は父親のではなく、自分の道を歩む心構えをしないと。新しいチームで、ゼロからスタートするんだ。居場所を手にするためにハードワークをしないとね」
「夢が叶った? 夢よりも何よりも働くなくちゃいけない。努力して、その身を削るから、成功や喜びにたどり着くんだよ。自分がこれまでしてきた経験でチームに貢献していけたら、若手選手たちを助けられたらいいね」
その一方でジョアン・ラポルタ会長は、同選手の加入を次のように喜んでいる。
「今日はとても感動的な日だ。マルコスについては、その才能はもちろんのこと、ほかにも感動することがある。彼の祖父と父親はここでプレーしたことがある。父親がフリオ・アルベルトに送ったクロスは誰もが覚えているだろう。彼がここにいることに心を動かされてしまう。私たちは彼の父親に大きな愛情を抱えているわけだからね」
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