レアル・マドリードは、戦力外同然となっているFWマリアーノ・ディアスの扱いに苦慮し続けているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
レアル・マドリードは2018年夏、ジュレン・ロペテギ現監督の要望によって自クラブの下部組織出身マリアーノを移籍金2150万ユーロでリヨンから復帰させた。が、2019年にはクラブ側が放出先を探すようになり、対して選手側は2023年まで結ぶ契約に固執し続けている。
『マルカ』曰くレアル・マドリードはここまで、マリアーノ及びその代理人に最善であるのは「解決策を見つける」ことと訴えてきたようだが、彼らにはどうも響いていない様子。1ユーロも求めることのないレンタル移籍など、言ってみれば他クラブにマリアーノを“プレゼント”することを提案しながらも、選手&代理人に首を横に振り続けられているという。
『マルカ』によれば、レアル・マドリードは昨夏にラージョへのレンタルをマリアーノ側に提案。450万ユーロという高額な年俸は自分たちが全額負担し続ける考えだったとされる。だがマリアーノ側はレアル・マドリードに残ることを選択し、今夏の移籍市場でもラ・リーガの複数のクラブから興味を持たれながら、そのすべてに「ノー」と返答しているとのことだ。
如何ともし難い選手となってしまったマリアーノだが、レアル・マドリードは契約解消やチームから切り離すなどの強行措置については「クラブのスタイルに反する」ために考えていない模様。今後も友好的に「解決策を見つける」方針とみられる。
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