パリ・サンジェルマン（PSG）のキリアン・エンバペが、同クラブが公開した広告映像について非難している。
PSGは6日に来季シーズンチケットの広告映像を公開。その映像にはインタビューを受けるエンバペの姿があり、「環境、芝生、空気……僕たちの本拠地パルク・デ・プランスは多くのものに包まれている。それは12番目の選手だ」「パリジャンであるということは自分たちに誇り持っていることにほかならない」などと語っている。
しかしながらエンバペは、PSGからこのインタビューが広告映像に使用されることを知らされていなかったという。フランス代表FWはSNSで声明を発表し、PSGの広告映像が自身の肖像権を侵害しているとの見解を示している。
「2023-24シーズンに向けた契約延長のキャンペーン映像に自分が出演していた。でも、自分の対話者と話した内容について、何も知らされていなかった」
「ベーシックな、日々に関するインタビューかと思ったが、“マーケティング”がテーマだった。公開された映像に同意はしていない。だから個人の肖像権に関して争っていきたい」
「PSGは素晴らしいクラブ、素晴らしい家族だが、キリアン・サンジェルマンではない」
なおこの広告映像には、去就について様々な噂が流れているFWリオネル・メッシ、FWネイマール、DFセルヒオ・ラモスらほかのスター選手は出演していない。エンバペ以外で確認できるのは、DFヌーノ・メンデスと下部組織の3選手のみとなっている。
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