パリ・サンジェルマン(PSG)FWリオネル・メッシの父親ホルヘ・メッシ氏は、同選手がサウジアラビアのアル・ヒラルに移籍するとの報道を怒りの声明でもって一蹴した。
通信社大手の『フランス通信社(AFP)』は先に、「リオネル・メッシは来季からサウジ・アラビアでプレーする。『AFP』にそう語ったのは同交渉の近いところにいる情報源であり、その人物は“巨大”な合意と形容した」と報道。その年俸は複数メディアで4億ユーロ(約600億円)や6億ユーロ(約900億円)などと報じられている。
だが、『AFP』の断言ベースで記されたこの報道に対して、メッシの父親ホルヘ氏が怒りの声を上げた。同氏は声明でもって、息子の移籍先が一切決まっていないことを主張している。
「来季について、どのクラブとも約束を結んでいない。リオネルがPSGとともにリーグを戦い終えるまで、どんな決断も下されることはないんだ。シーズンが終了したときこそ、存在するオファーを検討して、決断するときとなる」
「有名性を獲得しようと、リオネルの名前を使った噂が数多く出回っている。しかし私たちに唯一断言できるのは、私たちが誰とも約束を交わしていない、ということだ。口頭でも契約書でも合意したことは何もない。シーズンが終わるまでは何もないんだよ」
「自分たちの利益のためや、ニュースが悪意を含んだ噂になることを狙って、証拠がないにもかかわらず人々を騙す意図を持ちながらメディアに回答する人々は敬意が欠如している。なぜ、その情報を確実なものとしないのか説明する必要があるだろう。彼らは一つの真実が自分たちの“ニュース”を崩壊させることを望んでいないんだ」
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