14日にカタール・ワールドカップ(W杯)準々決勝でアルゼンチンに0-3で敗れたクロアチア。主将MFルカ・モドリッチは、アルゼンチンとその主将FWリオネル・メッシを祝福している。スペイン『マルカ』と『アス』がコメントを伝えた。
37歳のモドリッチにとってキャリア4度目の、おそらく最後のW杯挑戦。2018年の前大会では準優勝を果たし(決勝でフランスに敗戦)、その活躍によりバロンドールにまで輝いたレアル・マドリード所属MFだが、今回も優勝までは届かなかった。その道を阻んだのは、同じく悲願のキャリア初優勝を目指す35歳メッシ率いるアルゼンチン。白と水色のチームは34分にPKからメッシ、39分と69分にFWフリアン・アルバレスがゴールを決め、クロアチアとモドリッチの道を阻んでいる。
モドリッチは試合後、メッシを祝福。フランスとモロッコの勝者と対戦する決勝での健闘を願った。
「試合後、僕たちは挨拶を交わした。彼のことを祝福して、決勝での幸運を祈ったよ。彼はこのワールドカップを素晴らしい大会にしている。そのクオリティーと偉大さを示しているよ」
モドリッチはその一方で、GKドミニク・リヴァコヴィッチがアルバレスを倒したとしてPKを取られた場面については、納得がいかない様子だった。
「僕たちは良い感じだった。試合をコントロールしてね。でも、審判は僕たちにCKをくれなくて、その後にPKを指示した。僕にとってはPKじゃなかった。彼はダイブをして僕たちのGKと接触したんだ。あれでPKになったのは、自分にとっては信じられないことだった」
「僕たちにとって良い試合にはならなかった。でも顔を上げて、3位決定戦に向かわないといけない。もう一回決勝の舞台に立ちたかったし、今、僕たちは悲しみに暮れている。それでもアルゼンチンを祝福しないとね」
また、代表引退の可能性を問われると、次のように返答している。
「分からない。どうなるかな。今はそのことについて話すときじゃないと思う」