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9日のワールドカップ決勝準々決勝、クロアチア対ブラジルは120分間を1-1で終え、PK戦4-2でクロアチアが準決勝進出を果たした。この試合終了後、クロアチアMFルカ・モドリッチがブラジルFWロドリゴを励ました場面が話題となっている。
PK戦でシュートを決め損なったロドリゴ。悲嘆に暮れる21歳のブラジル人FWのもとにやって来て、彼を抱きしめたのはレアル・マドリーのチームメート、37歳モドリッチだった。スペイン『デフェンサ・セントラル』曰く、ロドリゴに“パドレ(父)”と呼ばれ、彼のことを“イホ(息子)”と呼ぶクロアチア主将は腕の中で泣く“イホ”にこう語りかけたという。
「PKは誰もが失敗するものさ。お前はワールドカップを勝ち取るよ。また違う年の大会だけど、お前が優勝するんだ。がんばれ」
モドリッチはその後、『ゴル・ムンディアル』とのインタビューで、ロドリゴについて次のように語った。
「誰にでも起こり得ることだ。ロドリゴを祝福しなければならない。PKを蹴るための勇気を持っていたってことなんだからね。彼にもそう言ったよ。PKなんて誰でも失敗するものだし、がんばれと伝えさせてもらった。思い出すのは2008年のトルコ戦、23歳の自分もPKを失敗したんだ」
「失敗したのが彼だったのは辛い。僕たちはとても仲が良いからね」
モドリッチはその一方で、決勝まで進出した2018年大会に続きベスト4入りを果たしたことへの喜びも表している。
「クロアチアがこんな遠くまでたどり着けるなんて、誰も思っていなかった。でも僕たちには自信があったんだ。クロアチアはクオリティーある若手たちも呼び込んで、再び素晴らしいチームを形成した。こういった形で勝利すれば、さらなる自信を得られることができるね」