レアル・マドリードFWロドリゴが、今季に入り出場機会が減少しているMFルカ・モドリッチについて言及している。
今夏にレアル・マドリードとの契約を2024年まで延長したモドリッチだが、チームでの役割はこれまでと変わり、今季公式戦6試合で先発を務めたのは2試合だけにとどまっている。
モドリッチ本人はチームが世代交代していく必要性を理解しながら、それでも競争心までは失っておらず、ベンチに座り続ける時間が長いことには悔しさを滲ませている様子だ。カルロ・アンチェロッティ監督は「ルカは普通以上に耐えなければならなかった。彼と話をしたよ。(チャンピオンズリーグが始まり)これから出番が増えていくはずだ」と語っている。
そしてモドリッチの年齢が父親とほぼ変わらないために、同選手と“パドレ(父親)”と“イホ(息子)”と呼び合う仲の22歳FWロドリゴも、この件について言及。21日のウニオン・ベルリン(1-0)戦終了後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたブラジル人FWは、パドレ”との絆や仲の良さを感じさせる言葉を口にしている。
「今季に入って、彼はあまりプレーしていない。僕からはこれまで以上の愛情を伝えたいと思う。でもプレーしようがしまいが彼は僕たちにとって大切な選手だ。そのことは本人だって分かっている。昨季まで、彼が僕にそう言っていたんだからね」
「レギュラーかどうかに関係なく彼は重要な存在だ。でも、僕から彼にそんなことを伝える必要はない。彼はもういい年なんだし、考え方がしっかりしている。冷静に現状を受け止めているよ」
ロドリゴはその一方で、ここ最近ゴールを決められていないことにも言及。FWカリム・ベンゼマの退団で、これまで以上の得点を求められている同選手だが、ラ・リーガ開幕節アトレティック・クルブ戦で1点目を決めて以降、509分間にわたってゴールから遠ざかっている。
「今は多くのシュートを放っているのにね。以前はそれほどチャンスを手にしていなかったが、もっとゴールを決められていた。今季は逆のことが起きているんだ」
「それでも僕は落ち着いている。ゴールは決まると分かっているし、これは時間の問題なんだよ。練習に真面目に取り組み、挑戦し続けるだけさ」
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