日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは、31日にラ・リーガ第15節、本拠地レアレ・アレーナでのオサスナ戦に臨む。前日会見に出席したイマノル・アルグアシル監督は、MFミケル・オヤルサバルが起用可能な状態にあることを明言している。
今年3月に左ひざの十字じん帯を断裂し、長期離脱を強いられてきたソシエダの10番が帰ってくる。イマノル監督は今回のオサスナ戦で、9カ月ぶりにオヤルサバルを招集リストに含めた。
イマノル監督はチームのエースが先発できる状態ではないとしながらも、途中出場させることを示唆している。
「もう恐怖はなく、転んでも平気だ。ひざは完全に治っているように見受けられる。彼を出場させなければならないとしたら、10〜15分間になるだろう。彼は起用可能な状態だ。唯一欠けているのは、もう少しリズムを取り戻すことだけだ」
また、オヤルサバル復帰によりシステムを中盤ダイヤモンドの4-4-2から4-2-3-1に戻す可能性があるかを問われると、こう返答した。
「彼本人も中盤ダイヤモンドの4-4-2でプレーしたいと言っている。おそらく彼にとっても恩恵になるシステムのはずだ。いずれにしろ私たちは試合を通して様々な変更を行なっている。私は賢く、素晴らしい選手たちに恵まれたよ」
現在ラ・リーガでは4位に位置し、このオサスナ戦で勝利すれば3位で年内最終戦を終えるソシエダ。スペインでは年越しの瞬間、12時の鐘の音に合わせて12粒のブドウを食べる習慣があるが、イマノル監督はサポーターが「誇らしくブドウを食べられる」としている。
「ファンがこのチームのことを考えて、誇らしくブドウを食べられると確信している。どのような結果になろうとも喝采でもって今年のチームに別れを告げてくれるはずだ。厳しい相手との試合だが、彼らのインテンシティー、努力、気概に並ぶことができるならば、私は満足してスタジアムを後にできる。そう、勝っても負けても引き分けても、私は大体いつも満足しながらスタジアムから帰っているんだよ」
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