リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、日本代表FW南野拓実へのメッセージを発している。サッカーメディア『GOAL』が伝えた。
南野は現地時間28日にモナコへの完全移籍が正式決定。契約期間は4年間となり、カタール・ワールドカップ(W杯)に向けて環境を変えて奮闘することとなった。
2020年1月よりプレーしていたリヴァプールでは通算53試合で14ゴールをマーク。リーグ戦では安定した出場機会を得られなかったが、2021-22シーズンにはカラバオカップとFAカップの2冠に大きく貢献した。
出場機会を与えられる度に献身的な姿勢を示し、結果も残していたストライカーについて、クロップ監督は称賛の言葉を並べている。
「彼は驚異的なプロフェッショナルだった。スーパーだ。才能に溢れ、人間としても素晴らしかった。温かさに満ちており、誰もをポジティブにする。彼のような選手がいるのは、まさに監督にとって夢のようなことだった」
また、クラブにとって重要な役割を果たしていたことを強調した。
「(リヴァプールで)うまくいかなかったと思う人もいるかもしれない。だが、それは間違いだ。私は賛同しないよ。先発出場回数からすれば彼の貢献度は遥かに凄かった。彼はプレーした試合だけでなく、トレーニングのすべてのセッションで、我々といる毎日をより良いものにしてくれた。完璧な姿勢で、勝者のメンタリティを持っていた」
そして、新天地での活躍にエールを送った。
「モナコで大成功すると私は知っている。我々は彼を複雑な気持ちでお祝いするだろう。モナコで活躍する彼が恋しくなるだろうね。本当に感謝したい。幸運を祈っている。ありがとう、タキ! 」
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