サッカーの祭典、4年に一度のFIFAワールドカップが11月20日に開幕する。中東カタールの地で約1カ月に渡り、世界一の称号をかけた戦いが始まる。
そこで注目を集めるのが優勝争いの行方だ。
列強国が集う中、ワールドカップのトロフィーに最も近いと目されているのはどの国なのか。今回は優勝予想オッズをもとに、有力国を紐解いていく。
■実績・実力を備えた3カ国
ワールドカップでは開催国が圧倒的に有利で、過去の大会を見ても実力以上の結果を残せるケースが多い。ただし今回の開催国はカタール。カタール代表が実力以上のパフォーマンスを発揮しても、優勝まで手が届くかでいうと……非常に困難だというのが現実的な評価だろう。
“開催国マジック”が起こる可能性が低いとなると、順当に強豪国が優勝候補として挙がってくる。
具体的に、まず名前が挙がるのがブラジル、アルゼンチン、フランスだ。
(C)Getty Images
この3カ国はW杯優勝経験があり、大舞台で頼りになるスター選手を擁している。ブラジルはネイマール、アルゼンチンはメッシ、フランスはキリアン・エンバペ。もちろん彼ら以外にも次世代を担うヤングスターや経験と実力を兼ね揃えたスタープレーヤーを多数抱えている。
スポーツくじ『WINNER』の優勝国オッズを見ると、ブラジルが2.7倍、アルゼンチンが3.7倍、フランスが4.2倍。南米の2大サッカー強国と、前回優勝国が高い評価を受け、人気を集めていることがうかがえる。
■虎視眈々と優勝を狙う欧州の列強国
この3カ国に続くのが強豪ひしめくヨーロッパ予選を勝ち上がってきた欧州の列強国たち。イングランド、ドイツ、スペイン、ベルギー、さらにクロアチアやポルトガル、オランダなども優勝を目指して大会に臨んでくるはずだ。
イングランドにはハリー・ケインやフィル・フォーデンをはじめ、プレミアリーグで活躍するプレーヤーがずらり。ドイツは攻撃面に課題を抱えているものの、GKマヌエル・ノイアー、DFアントニオ・リュディガー、MFヨズア・キミッヒ、トーマス・ミュラーとセンターラインに軸となる選手が揃う。スペインもFWフェラン・トーレス、MFセルヒオ・ブスケッツ、GKウナイ・シモンと、各ポジションに実力者を備えている。
ベルギーの強さは、ロシアW杯で日本を応援していた人なら、誰もが痛感しているはず。マンチェスター・シティをけん引するケヴィン・デ・ブライネら、黄金世代は未だ健在だ。
そしてクロアチアにはモドリッチ、ポルトガルにはクリスティアーノ・ロナウドという、バロンドール受賞者を擁している。
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『WINNER』のオッズではイングランドが5.1倍、ドイツが5.5倍、スペインが7.5倍、ベルギーが7.9倍、オランダが8.7倍、ポルトガルが10.6倍、少し離れてクロアチアが25.8倍、北欧の雄デンマークが26.3倍となっている。
■南米の2強とヨーロッパ以外で支持を集めるのは?
南米の2強とヨーロッパの強豪国以外に目を向けると、日本が33.0倍、メキシコが47.4倍の評価を受けている。アフリカ勢で最も支持を集めるのがセネガル。約84.3倍のオッズと、大きな数字となっているが、アフリカ勢の中ではトップとなっている。
※オッズは11月19日時点
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