ラージョFWイシが、心の病に苦しんだことを告白した。
ラージョの背番号7であり、絶対的な主力であるイシ。スペイン代表でのプレーも求められる現在28歳のアタッカーは、『YouTube』で配信されている“バジャ・バニーナ”で、精神的な問題を抱えることがあると告白した。
「昨季はプレッシャーを感じていた。おそらく、自分のキャリアで一番反響がある時期だったからだろう。この前の夏には奇妙な経験をすることになったんだ」
「イビサ島で(アル・アハリに移籍した)ポソのお別れ会があった。そこで自分が幸せではないと感じたんだ。疲労感があって頭が痛くて……心臓発作で死んでしまうんじゃないかと思った」
「そんな経験はしたことがなかった。その後には結婚式があり、チームメートたちにそのことを伝えた。よかったのは、そこで家族やチームメートに話をして、専門医と連絡を取ったことだった。最高の決断だったと思う」
今も専門医からケアを受け続けているイシは、精神的な問題が自分自身で扱い切れるものではないことを強調する。
「自分のメンタルを支配していると思ったけど、そうではなかった。凄まじいプレッシャーを感じる時期があり、家族や恋人は僕の健康を願ってくれるけど、仕事で打撃を受けて……うまく寝れなくなってしまうんだ」
「(今季の)ビジャレアル戦、僕はひどい気持ちになって交代を願い出なくてはいけなかった。ピッチ上で息ができなくなって、監督に交代させてくれと言ったんだよ」
「ロッカールームでは皆からどうしたんだと聞かれたけど、答えることはしなかった。その後に家族や恋人と会って、皆に話をしたよ。今は良い状態だ」
イシはまた、SNSで発信される意見が選手たちの精神に想像以上の影響を与えているとの見解も示した。
「どれだけの影響を与えているのか知らない人たちもいるんだろう。僕は前のシーズンと比較されることを望まない。SNSにしてみれば、昨季の僕は多くのゴールを決めて、今季はそうでもないんだろうけど……」
「でもフットボーラーがネットで好き放題言われて、どれだけの問題を抱えるか知っているかい? 選手にとっては、本当に難しいことなんだ」
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