ラージョ・バジェカーノのイニゴ・ペレス監督が、レアル・ソシエダMF久保建英について語っている。
ラージョは16日のスペイン国王杯ベスト16でレアル・ソシエダと対戦して1-3で敗れた。この一戦で、最も存在感を放ったのは久保だった。
ラ・リーガ第19節ビジャレアル戦(1-0)でも独走ゴールで決勝点を導いた日本人MFは、左サイドを突破してFWミケル・オヤルサバルの先制点をアシストするなど、最大の武器であるドリブルが冴えに冴え渡った。オヤルサバルのオフサイドで取り消しになったFWアンデル・バレネチェアのゴール場面でも、中盤で強引に2人をかわしてチャンスを創出するなど、衝撃的なプレーを連発している。
敵将であるイニゴ・ペレス監督も、試合後会見でそんな久保について触れざるを得なかった。アンドニ・イラオラ現ボーンマス監督の元助監督は、ソシエダの14番の印象を問われて、次のように返答している。
「久保は私たちにとって注意しなければならない選手で、彼という存在に耐えなければと思っていた」
「現在の彼は結果も出している。試合前、選手たちとの分析でも確認はしていたんだよ。レアル・ソシエダで彼がどれだけの影響力を持っているかは分かっている。ただ、ああいったタイプの選手と対戦すれば、試合中のいくつかのフェーズ、何かしらのアクションで、突破を許してしまうことを覚悟しなくてはならない。私たちにできることは、彼をマークする選手を助け、プレーの問題を解決することとなる」
「ここ最近、彼が実現しているプレーに鑑みて、私たちはある程度は耐えることができたと思っている」
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