レアル・マドリードの下部組織からフットボール界のさらなる新星が現れた。現在18歳のFWアルバロ・ロドリゲスだ。スペイン『マルカ』がレポートしている。
スペインとウルグアイの国籍を持つA・ロドリゲスは、2020年にジローナの下部組織からレアル・マドリードのフベニールC(U-16にあたるユースCチーム)に加入。以降、飛躍的な成長を果たしていき、フベニールB(U-17)からフベニールA(U-18)を飛ばしてレアル・マドリー・カスティージャ(Bチーム)でプレーするようになり、最近にはFWカリム・ベンゼマを負傷で欠くトップチームの試合にも招集されている。フベニールB昇格からトップチーム招集まで、要した期間はわずか1年となっている。
A・ロドリゲスはレアル・マドリード加入時にはウィングを本職としていたものの、フベニールBのフラン・ベルトラン監督によってセンターフォワードにコンバートされた(身長は193センチ)。カスティージャを率いるラウール・ゴンサレス監督もA・ロドリゲスには大きな可能性を感じているようで、フベニールAでほぼプレーさせることなく飛び級のような形で自チームに加えると、選手も6得点4アシストを記録するなどクラブレジェンドの期待にしっかり応えている。
なおA・ロドリゲスはこれまで、スペイン代表の下部年代のチームでプレーしてきたが、最終的にはウルグアイ代表を選択。レアル・マドリード側はスペイン代表でプレーし続けることを希望していたようだが、かつてペニャロールに在籍していた父親を持つ選手本人の決断を尊重したとのことだ。なおスペイン首都クラブは今年8月、A・ロドリゲスとの契約を2023年から2027年まで延長している。
トップチームデビューも時間の問題となっているA・ロドリゲス。一体、どこまで飛躍していくのだろうか。
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