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アンチェロッティ「ポゼッションフットボールは死んだわけではない。しかし速攻などを織り交ぜることが必要」|ラ・リーガ

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アンチェロッティ「ポゼッションフットボールは死んだわけではない。しかし速攻などを織り交ぜることが必要」|ラ・リーガDAZN
【欧州・海外サッカーニュース】スペイン代表のW杯早期敗退がポゼッションフットボールの死を意味するわけではない……アンチェロッティ監督が説いた。

レアル・マドリーは30日にラ・リーガ第15節、敵地ホセ・ソリージャでのバジャドリー戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督はカタール・ワールドカップ(W杯)によるシーズン中断後、最初の一戦であるために、コンディションが十分な選手たちを優先して起用する意思を示している。

「私たちは良い調子だ。ベンゼマも、休養を取っていた選手たちも戻ってきたことだしね。しかし、とりあえずはここにいた選手たちの起用を優先していきたいと思っている」

「今後について? 予想することはとても難しい。スケジュールは本当に厳しいものだ。スペイン・スーパーカップもクラブW杯もあるし、3月までは本当に多くの試合が組まれている。W杯に出ていた選手たちにはまだ休みを与える必要があるが、自由にできる日はもうないんだよ。2月19日までは、3日おきに試合を戦わなくてはいけない」

マドリーはラ・リーガで14試合14失点と、1試合平均1失点を許している。守備面の不安について問われたアンチェロッティ監督は、「クルトワの問題というわけではない。それは全員の問題であり、後半戦はより良い守備を見せたい」と返答。その一方で、スペイン代表がカタールW杯で早期敗退を喫したことにより、ボールをつなぐフットボール“ティキ=タカ”はもう有効ではないのかと質問されると、こう返した。

「ノー。“ティキ=タカ”は死んだわけではない。ボールに触れることは、フットボールにおいて重要なことだ。しかし、試合に勝つためにはほかのこともしなくてはいけない。パス回しだけでは試合には勝てないし、速攻やほかのことも混ぜ合わせる必要がある」

アンチェロッティ監督はまた、この冬での補強がないことを明言している。

「入口は閉じている。なぜなら、私たちは素晴らしい陣容を擁しているからだ。ただ出口については分からない。おそらく、出場機会が少なく退団を望んでいる選手たちもいるだろう」

「2021年12月と比べても、私たちは良い状態にある。昨季以上のことを成し遂げるのは難しいとはいえね」

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