カセレーニョのフリオ・コボス監督が、レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督のピッチ批判に反論している。
3日にコパ・デル・レイのベスト32で対戦したカセレーニョとマドリー。マドリーは69分にFWロドリゴ・ゴエスがゴールを決めたものの全体的には低調なパフォーマンスに終始し、アンチェロッティ監督は試合後にピッチコンディションに苦言を呈していた。
「こうしたコンディションでフットボールをプレーすることはできない。私にとってはフットボールではなかった。別のスポーツだったんだよ」
「そのスポーツは美しいものでもある。なぜならば小さいチームが大きいチームと競い合うことができるからだ。それはファンにとって素晴らしいことだろうが、彼らは美しい試合だって見たいと思っているはずだ」
「フットボールをプレーできないとなると、選手を個別に評価することは難しい、アザールやロドリゴなど、小さい選手たちはこうしたピッチコンディションでより苦しむことになる。いずれにしても、彼はちゃんと仕事を成し遂げてくれたよ」
この発言に不快感を表したのが、カセレーニョのフリオ・コボス監督だった。スペインリーグ4部の51歳監督は、スペイン『オンダ・セロ』とのインタビューで次のように語った。
「私はそれもフットボールだったと思っている……。それにアンチェロッティは歳を取っているし、もっとひどいピッチでプレーしてきたはずだろうに」
「アンチェロッティの発言に驚いているよ。一つ言わせてもらうと、前ラウンドではコリアが自分たちのピッチでレアル・ソシエダと対戦して、5点を決められている。ピッチコンディションは私たちのものとほぼ変わらなかった。レアル・ソシエダの選手たちはどうプレーすべきかを完璧に理解していたんだよ。言えるのは、ピッチが良くても悪くても、それは全員にとって共通であるということだ」
「コンディションが悪いピッチでは、より技術を持つ選手たちの方が有利のはずだ。私たちがスリータッチが必要なところ、彼らはワンタッチでボールをコントロールできるのだから……。そんなことは言い訳にならないよ」
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