レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は、同クラブがこの冬の市場でセンターバックを獲得しないことを明言した。
今季初めにDFエデル・ミリトン、そして12月にDFダビド・アラバが前十字靭帯を断裂し、センターバックを本職とする選手がDFナチョ・フェルナンデスとDFアントニオ・リュディガーの2選手のみとなったレアル・マドリード。外部からは、この冬にセンターバックを補強する必要性も訴えられたが、指揮官がこれを真っ向から否定している。
3日のラ・リーガ第19節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのマジョルカ戦の前日に会見に出席したアンチェロッティ監督は、ナチョとリュディガー、さらには右サイドバックのDFダニ・カルバハル、ボランチが本職のMFオーレリアン・チュアメニの4選手でやり繰りしていく方針を明らかにしている。
「私たちが擁するセンターバックはリュディガーとナチョの2選手だ。そして緊急の場合はチュアメニとカルバハルがあそこでプレーするよ。彼らはあのポジションをすでに経験しているからね」
「繰り返させてもらう。私たちがほかのセンターバックを獲得することはない」
アンチェロッティ監督はまた、ミリトン&アラバと同じく前十時靭帯を断裂したティボ・クルトワの代わりに獲得したケパ・アリサバラガ、ケパの負傷中に出場して活躍したアンドリー・ルニンのどちらが今後ゴールを守っていくのかを問われ、現時点では決めかねていることを告白。ただマジョルカ戦では、ルニンがプレーするとのことだ。
「私には迷いがある。レギュラーを選ぶのが正しいこととは思えない。どちらも素晴らしいGKだし、毎試合より自信を与えてくれる方を起用するよ」
「明日? 明日プレーするのはルニンだ」
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