アトレティコ・デ・マドリードのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンがCEOが、ダービーの審判を批判したレアル・マドリードに対して辛辣な意見を述べたようだ。
3-1でホームのアトレティコが勝利した今季ラ・リーガ前半戦のダービー。レアル・マドリード側は試合後、この試合を裁いたアルベロハ・ロハス主審やVARを徹底的に批判していた。
スペインの地上波で放送されている『レアル・マドリードTV』は、アルベロハ・ロハス主審とVARが「三つのひどいミスを犯した」と非難。FWアルバロ・モラタの先制点の直前にDFホセ・マリア・ヒメネスのMFジュード・ベリンガムに対するファウルが取られなかったこと、取り消されたMFエドゥアルド・カマヴィンガのゴールにおいてオフサイドとされたDFアントニオ・リュディガーがプレーに関与していなかったこと、ヒメネスのロドリゴに対するタックルが本来は一発退場であったにもかかわらず警告で済んでいたことを指摘していた。
レアル・マドリードは『レアル・マドリードTV』以外のオウンドメディアも駆使してダービーの審判批判を繰り返しているが、ヒル・マリンCEOは彼らのこうした姿勢がラ・リーガという大会の公正さを損いかねないものであると憤りを表している様子。スペイン『マルカ」が、同CEOが近しい人物に語ったという内容を掲載している。
「彼ら(レアル・マドリード)は大会を汚している。審判が耐え切れないような空気をつくり出しているんだ」
「レフェリングの分析家たちは、審判の判断は正しかったという意見で合意している。それにもかかわらず、彼らはそうした策を講じることを止めないんだよ」
「(『レアル・マドリードTV』の出演者について)彼らは熱狂的なサポーターでしかない。そうしたことを言わなければ、すぐに仕事を失うことになるんだ」
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