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スペイン・スーパー杯参加賞金があまりに低いオサスナ…レアル、バルサ、アトレティコが20万ユーロずつ支払う|ラ・リーガ

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スペイン・スーパー杯参加賞金があまりに低いオサスナ…レアル、バルサ、アトレティコが20万ユーロずつ支払う|ラ・リーガDAZN
【欧州・海外サッカー】スペイン・スーパーカップの収入格差について、3強が是正に協力した。

レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・デ・マドリードのスペイン3強が、ともに今季のスペイン・スーパーカップに参加するオサスナに自分たちの参加賞金の一部を支払うことが明らかなった。スペイン『マルカ』が報じている。

スペイン・フットボール連盟(RFEF)の前会長ルイス・ルビアレス氏とジェラール・ピケ氏の手によって4チームが参加する“ファイナル・フォー”形式に生まれ変わり、なおかつ開催地をスペイン国内からサウジアラビアに変更したスペイン・スーパーカップ。準決勝と決勝で合計3試合が行われるフォーマットには盛り上がる要素もあるが、タイトル獲得数、視聴者数、放映権収入の分配比率によって決められる参加賞金の分配があまりに偏っているという指摘も存在していた。2020年大会の参加賞金は、レアル・マドリードとバルセロナが680万ユーロ、アトレティコが400万ユーロだったのに対して、わずか250万ユーロしか分配されなかったバレンシアが大きな不満を表し、RFEFと和解するまで長い時間を要した。

ルビアレス氏が去ったRFEFはこうした過去の経験を踏まえてレアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコにコンタクトを取り、彼らの取り分の一部をオサスナに譲るよう説得した模様。スペイン3強はこれを受け入れ、それぞれ20万ユーロずつをオサスナに支払うことにしたようだ。

オサスナの参加賞金は3強の助けがあって、ようやく100万ユーロを超えるという。

なおスペイン・スーパーカップでは参加賞金のほか、準決勝突破で決勝に進出すれば100万ユーロ、優勝すれば200万ユーロを手にすることができる。今大会の準決勝のカードは、レアル・マドリード(昨季コパ・デル・レイ王者)対アトレティコ(ラ・リーガ3位)のマドリードダービー、バルセロナ(ラ・リーガ王者)対オサスナ(コパ準優勝)となっている。

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