27日のラ・リーガ第7節、レアル・マドリードは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのラス・パルマス戦に2-0で勝利した。MFブライム・ディアスは、ベルナベウで決めたゴールに大きな感動を覚えている様子だった。
この試合の前半、何度もシュートチャンスを手にしながら、ことごとく決め切れなかったレアル・マドリード。だがアディショナルタイムに入りブラヒムがスコアを動かした。背番号21はMFルーカス・バスケスのマイナスのクロスをペナルティーエリア内でトラップし、右足のシュートでネットを揺らしている。レアル・マドリードは後半にFWホセルが加点して、2試合ぶりの勝利を飾った。
今夏の移籍市場でミランからレアル・マドリードに出戻ったブラヒムは、今季初先発で初得点。試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じた同選手は、自身のゴールを次のように振り返っている。
「あの瞬間の自分には、それまでのチャンスにはなかった落ち着きがあった。ルーカスは本当に素晴らしいパスを送ってくれたよ。DF陣に目を向ければ全員が後方に位置していて、そのためにゴールを決めるだけの落ち着きを手にできたんだ」
「ベルナベウでのゴール? 凄まじいし、誇らしいよ。これは何か唯一無二のことだ。」
ブラヒムはその一方で、カルロ・アンチェロッティ監督から指示されたことを明かしている。
「アンチェロッティからは、ボールを持ったときには縦に仕掛けろ、優位性をつくれ、スペースを突け、便利な選手になれ、と言われていた」
後半途中に交代でピッチから去ったブラヒムは、ベルナベウの観客から喝采を浴びながらベンチへと向かっている。
「このクラブのエンブレムをつけてプレーできるのは誇り高いことだ。僕を受け入れ、愛情を与えてくれるファンに感謝したい」
「このゴールを誰に捧げるか? 少し前に亡くなった祖父だね。彼は本当にマドリディスタだったんだ。祖父と、そのほかの家族にゴールを捧げたい」
関連記事
●久保建英が今季4ゴール目をマーク!レアル・ソシエダが打ち合い制してヘタフェ下す|ラ・リーガ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。