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レアル・マドリード、トップチームとBチームを分断するあまりに高い壁…昨季B選手はトップで136分しか出場できず| ラ・リーガ

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レアル・マドリード、トップチームとBチームを分断するあまりに高い壁…昨季B選手はトップで136分しか出場できず| ラ・リーガGetty Images
【欧州・海外サッカー ニュース】レアル・マドリードでは、Bチームからトップチームに直接的に昇格する道は通行止めとなっている。

レアル・マドリードのBチーム、レアル・マドリード・カスティージャの選手がトップチームで出場機会を得るのは、もうほとんど不可能なことなのかもしれない。

スペイン、ひいては世界中の才能が集結するレアル・マドリードのトップチームにあって、スペインリーグ3部でプレーするカスティージャの所属選手たちは、あまりに高い壁にぶつかっている。

トップチームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、今季ここまでの公式戦11試合でカスティージャの7選手を合計23回招集リストに含めたものの起用したことは一度もない。また昨季に関しても11選手を合計106回招集(その内51回が現マジョルカGKルイス・ロペスが招集された回数)したものの、出場時間数は136分間にとどまる。

昨季、トップチームで最も多くの出場時間を手にしたカスティージャの選手は、U-20ウルグアイ代表FWアルバロ・ロドリゲスで103分間出場(1ゴールを記録)。また昨季カスティージャで37試合21得点を決め、同チームの絶対的エースに君臨していたMFセルヒオ・アリバスは28分の出場にとどまり、MFマリオ・マルティンが5分だけピッチに立った。なお昨季カルロ・アンチェロッティ監督が「彼はトップチームの一員」と語ったアルバロ・ロドリゲスは今季一度もトップチームに招集されておらず、一方セルヒオ・アリバスはアルメリアに移籍してラ・リーガ1部デビューを果たし、9試合4得点とここまでは順調に結果を出している。

バルセロナをはじめとしてBチームの選手を積極的にトップチームデビューさせるビッグクラブも存在するが、現在のレアル・マドリードはそうした状況と無縁のようだ。バルセロナの下部組織はトップチームと同じプレースタイルを有しており、ゆえにBチームの選手はトップチームにすんなり適応できるとされ、対するレアル・マドリードはプレーシステムよりも選手個々のクオリティーを重視しているとみられる。その違いも大きそうだ。

レアル・マドリードは現状、カスティージャから直接的にトップチームに昇格する道が通行止めになっている。FWヴィニシウス・ジュニオール、現レアル・ソシエダMF久保建英(ジネディーヌ・ジダン前監督は戦力に数える意向だった)、FWロドリゴ・ゴエスなど、最初からトップチームに昇格させることを前提としてBチームに組み込まれた選手たち以外は、今夏ラージョ・バジェカーノから買い戻された24歳DFフラン・ガルシアのように他クラブで結果を残す以外トップチームで居場所を手にする方法はなさそうだ。

なお現在カスティージャを率いるラウール・ゴンサレス監督は現役時代、17歳でトップチームデビューを果たすと、19歳で100試合出場を達成した。今後こうした生え抜きが出現するのは、極めて難しいことなのかもしれない。

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