レアル・マドリードがラージョ・バジェカーノDFフラン・ガルシアの買い戻しオプションを行使したことが明らかとなった。
レアル・マドリードの下部組織出身で、2020-21シーズンに同じくマドリードに拠を構えるラージョ・バジェカーノにレンタルで加わり、そのまま完全移籍を果たしたF・ガルシア。アンドニ・イラオラ監督率いるチームで大きな成果を挙げる同選手に対しては、この冬の移籍市場でレヴァークーゼンが獲得に動き、契約解除金1000万ユーロを支払う用意をしていた。
そこに待ったをかけたのがレアル・マドリードだった。同クラブは保有していた500万ユーロでの買い戻しオプションを行使することを決定。今夏にこの左サイドバックと契約を結ぶことになった。その事実を認めたのは、ラージョのマルティン・プレサ会長だ。
「フラン・ガルシアは今季終了後にレアル・マドリーへと移籍する。私たちは合意に至った」
「冬ではなく今夏の移籍の理由? レアル・マドリードは紳士の振る舞いを見せてくれた。この冬の市場でライバルの戦力を落とすような行動を慎んでくれたんだ。スポーツ面で言えばこの冬での獲得が最善だっただろうがね。レアル・マドリードは紳士のクラブであり、感謝をさせてもらいたい」
フラン・ガルシアはラージョで、サイドハーフのMFアルバロ・ガルシアとともに迫力ある攻撃を生み出しているサイドバック。レアル・マドリードでも成功をつかむことができるだろうか。
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