MFエデン・アザールのレアル・マドリードでの日々を象徴する記録かもしれない。チームは15日にスペイン・スーパーカップ決勝バルセロナ戦(1-3)に臨んだが、ベンチスタートだったベルギー代表MFは最後まで出場せず。これでレアル・マドリード加入からのクラシコ不出場記録は9試合となった。
レアル・マドリードの最大の宿敵であるバルセロナと対戦する感覚を、アザールはピッチ上で味わったことがない。レアル・マドリードは2019年に移籍金1億ユーロをかけてアザールを獲得し、それから先の西スーパーカップ決勝まで合計9試合のクラシコに臨んできたが、アザールの出場時間は840分の内0分となっている。
レアル・マドリードでクラシコの出場経験がないというのは、アザールのここ3年半のキャリアを象徴するものかもしれない。負傷と低調なコンディションに悩まされて加入時に生じた期待に応えられていない元チェルシーMFは、昨季終了直後に今季の活躍を誓ったものの、やはりパフォーマンスは低調のまま。シーズンが深まるに連れて出番は減っている。
今季、アザールの出場時間は296分と300分にも満たない。このままでは昨季の出場時間903分にも届かず、ここまでのクラシコ9試合のように存在感がないままシーズンを終えることになりそうだ。
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