レアル・マドリードがMFトニ・クロースとの契約延長を望んでいるようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
昨夏にレアル・マドリードとの契約を今季終了まで延長したクロース。1月4日に34歳となる同選手は、チームにとって必要不可欠な存在であり続けている。
クロースはレアル・マドリードの今季公式戦24試合中23試合に出場し、FWロドリゴと並びチームトップとなる6アシストを記録。正確無比な長短のパスで攻撃を操り、ラ・リーガ首位で2023年を終えたチームを牽引している。
『マルカ』曰く、レアル・マドリードはまったく衰えることのないクロースとの契約延長を望んでおり、クラブ内で延長にサインさせるための“キャンペーン”を開始した模様。だが「人々が思い描く選手ではなくなってまで、プレーしたくはない」と、キャリア最盛期で引退することを公言しているクロースは、シーズンの折り返し時点では延長するかどうかについて考えていないようだ。クラブ内の誰かにもう1年とどまることを説得されても、「だからこそ去るには完璧なタイミングなんじゃないか」と、皮肉家らしい返答を繰り返しているという。
『マルカ』によれば、クロースは「マルセロ、または今季のルカ・モドリッチのように」出場機会が激減した状況で、チームにとどまることを望んでいないとのこと。「“絶対的レギュラー”の重要な選手として退団することを希望」しており、そのために来季もレアル・マドリードでプレーするかどうか、もっと言えば現役を続けるか引退するかにの決断について、慎重な姿勢を貫いている様子だ。
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