レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が、今季ラ・リーガでベンチスタートが続くMFルカ・モドリッチについて語った。
今夏、サウジアラビアから2シーズンで年俸総額1億ユーロのオファーを提示されたとの報道があった37歳モドリッチだが、結局はレアル・マドリードとの契約を2024年まで延長。ただし世代交代の必要性が騒がれ、MFジュード・ベリンガムも加わった同クラブで、クロアチア代表MFの役割は変わりつつある。今季ラ・リーガの開幕2試合はベンチスタートで、出場時間はわずか28分にとどまっている。
アンチェロッティ監督はそんなモドリッチが、現状に満足していないことを明かしつつ、それでもチームに大きく貢献する存在であることを強調した。
「ルカにとって、これまでとは異なる状況だ。彼は満足していない。しかし調子は良いよ。彼はチームに貢献してくれるはずだ。これまでと同じように力になってくれるだろう」
イタリア人指揮官はまた、現在使用している4-3-1-2でトップ下に位置して同システムの中心となっているMFジュード・ベリンガム、その前で2トップを組むFWヴィニシウス・ジュニオール、FWロドリゴについて言及している。
「ベリンガムはドルトムントでもそうしたポジションでプレーしたことがある。彼の適応はとても素晴らしい。本当にインテリジェンスがある選手だ」
「ロドリゴは中央でも問題なくプレーできる。これまでもストライカーとしてプレーしてきたからね。ヴィニシウスも良い具合に適応してきているよ。私が彼に中でプレーすることを強要しているわけではない。ヴィニシウスはどこでプレーすべきかを理解するインテリジェンスがある。中央でプレーすれば、ゴールを決める確率は高くなるだろう。それでも、そこでの動き方を学んでいく必要があるがね」
関連記事
●先制点アシストのレアル・ソシエダMF久保建英に現地メディア「絶対的な存在」 | ラ・リーガ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。