レアル・マドリードMFルカ・モドリッチが、自身の代名詞とも言えるアウトサイドパスについて語っている。
モドリッチと言えば……で、思い浮かぶことは「ファンタジスタ」「レアル・マドリードの10番」「年齢を超越した存在」など色々あるとはいえ、「アウトサイドパス」も間違いなくその一つだろう。昨季チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のチェルシー戦では、アウトサイドでクロスを送り、FWロドリゴの劇的弾も導いている。
ラファ・ベニテス監督がレアル・マドリードを率いていた頃には「アウトサイドを使わなくてもいいときは使うな」と言われ、それに反抗したともされるモドリッチだが、なぜアウトサイドパスを多用するのだろうか。今年出版されたクラブの公式本『デシモクアルタ』とのインタビューでは、次のように説明している。
「それは子供の頃からのことだね。その蹴り方がずっと好きで、何か自然にしてしまうことなんだよ。練習はしていない。父さんと道で練習していたときから足の外側で蹴るのが好きで、17〜18歳になったとき、それが自分独自のものだって気づいたんだ」
「U-21クロアチアの監督だったスラベン・ビリッチから、ある日こう言われたことがある。『アウトサイドでどうやって蹴ってるのか教えてくれ。インサイドで蹴るより強く、長い距離まで届くな』ってね。でも僕がアウトアイドで蹴るのは、それが楽だからだ。それは自分の内側から勝手に出てくることで、かっこいいとか思ったことはない。いつも良い方向に飛ぶし、だから蹴り続けているよ」
「トラップのときに使うのはインサイドだけど、すぐ反転しようとするときには、相手DFと距離を取るためにアウトサイドを使うこともある。反転するために方向を決めてトラップするのも、かなり好きだね」
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