レアル・マドリードがFWロドリゴ、DFエデル・ミリトンとの契約延長に合意した模様だ。5日付のスペイン『マルカ』が1面で報じている。
同紙によれば、レアル・マドリードはブラジル人2選手と2028年までの契約延長に合意。年俸の大幅アップに伴い、契約解除金は10億ユーロ(約1400億円)まで跳ね上がるとのことだ。クラブは来週にも正式に契約延長をアナウンスする方針という。
現在21歳ロドリゴについて、レアル・マドリードは2018年にサントスに移籍金4500万ユーロを支払って獲得を内定させ、2019年にクラブに引き入れた。まだ経験の浅い若手選手に巨額の移籍金を支払うことは賭けのようにも思えたが、ここまで順調に成長を果たして、昨季にはチャンピオンズリーグ(CL)優勝に大きく貢献。準決勝マンチェスター・シティ戦のセカンドレグでは、後半終了間際に立て続けに2得点を決めて、最終的に逆転勝利を果たす延長戦までもつれ込ませた。ロドリゴは途中出場だったあの試合を、次のように振り返る。
「アンチェロッティから出場しろと言われたときに何を考えたか? もう一度歴史を変えて、チームを助けられると考えたよ。でも彼らに1点を決められて、僕たちはもう死んだも同然だった。そして89分、僕の最初のゴールがチームを立ち上がらせて、その2分後に何だかよく分からなかったけど、2ゴール目も決めた。魔法の夜ってやつだよ。嘘はつけない。僕は今回はダメだって思った。もう敗退したと考えていたよ」
またロドリゴに対しては、少し前からプレミアリーグ勢を中心に複数クラブが獲得の動きを見せていた模様。レアル・マドリードはそのために10億ユーロの契約解除金を設定したようだ。
その一方で24歳ミリトンは、2019年にポルトから移籍金5000万ユーロでレアル・マドリードに加入。加入シーズンはほぼ出場機会を得られなったが、2020-21シーズンの終盤からそのポテンシャルを発揮していった。昨夏にはDFセルヒオ・ラモス&DFラファエル・ヴァランが退団したレアル・マドリードだが、ミリトン、そしてDFダヴィド・アラバは彼らの穴を感じさせない鉄壁のセンターバックコンビとして君臨し、CL&ラ・リーガ優勝に貢献している。
FWヴィニシウス・ジュニオールとの契約延長にも合意するレアル・マドリードは、この後GKアンドリー・ルニン、そしてFWカリム・ベンゼマとの契約延長に取り組んでいくようだ。
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