3日のラ・リーガ第19節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのマジョルカ戦を1-0で制した。この試合の決勝点を決めたDFアントニオ・リュディガーは、チームの勝利に貢献したことに喜びを表している。
マジョルカの堅守を前にほとんど決定機をつくれなかったマドリーだが、前節アラベス戦(1-0)でMFルーカス・バスケスがそうしたように、終盤のCKからリュディガーが決勝点を記録。ドイツ代表DFはMFルカ・モドリッチのクロスから、打点の高いヘディングシュートでネットを揺らしている。
試合後、『レアル・マドリードTV』とのインタビューに応じたリュディガーは、自身の今季初ゴールを次のように振り返った。
「ルカの素晴らしいクロス、カルバハルの素晴らしいブロックがあり、ボールが運良く枠に入ってくれた。強調するが、カルバハルのマークをする選手のブロックは、本当に重要なものだった」
「確かにマジョルカは昨季にもゴールを決めた相手だ。チームにとって重要なゴールを決められて満足しているよ」
チームメートがゴールを決めれば、その選手を強く叩いて祝福してきたリュディガー。今回は自身が叩かれる番となった。
「今日は自分の番だったが、受け入れなきゃいけない。まあ、さして重要なことではないよ。何も問題ないさ(笑)」
ここまでに勝ち点48を獲得して、今季ラ・リーガの冬の王者となったレアル・マドリードだが、その要因の一つには圧倒的な失点数の少なさが挙げられる。GKティボ・クルトワ、DFエデル・ミリトン、さらにはDFダヴィド・アラバが前十字靭帯断裂で長期離脱となった同チームだが、リュディガーが出ずっぱりの最終ラインは強固な守備を見せ続け、リーグ戦でわずか11失点しか許していない。
マジョルカ戦では両ペナルティーエリアの支配者となったリュディガーは、自身が現在のDFのリーダーと感じるかを問われて、次のように返答している。
「自分は全員が大切だと思っている。僕たちはチームとして良い守備を実現しているんだ。自分はリーダーとかそんなものではない。ただ自分の仕事をしているだけ、完璧な仕事をしようと試みているだけさ」
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