レアル・ソシエダは13日にラ・リーガ第19節、敵地サン・マメスでのアトレティック・クルブ戦に臨む。このバスクダービーを前に会見に出席したイマノル・アルグアシル監督は、6位ソシエダに勝ち点6差をつけて4位に位置するなど、調子を上げ続ける宿敵への警戒感を表している。
「私たちの調子は良いし、意欲と期待を抱えてこの一戦に立ち向かいたい。対戦相手が素晴らしい状態にあることだって理解しているよ。彼らはここ数シーズンの中で最も素晴らしい時期を過ごし、自分たちのスタジアムで凄まじい強さを発揮している」
「ただ、ダービーというのは本当に均衡する一戦だ。両チームの順位的にも、強さ的に大きな違いはないと思っているよ」
ここ12試合の成績は6勝6分けの負けなしだが、ここ5試合に限れば1勝4分けで2得点しか記録していないなど、勢いを落としているようにも見えるソシエダ。しかしイマノル監督は、自チームのパフォーマンスと成績を誇示している。
「12試合を負けなしで切り抜けるというのは本当に難しい……。ここまでには3試合を落としたが、それらの試合でもポジティブな結果を得る寸前だったはずだ。シーズンのこの段階でソシエダを疑っている人たちがいるとすれば、フットボールを分かっていないね」
ソシエダはアジアカップおよびアフリカ・ネーションズカップで、日本代表の久保、マリ代表DFアマリ・トラオレが離脱中。彼らがいない影響を問われたイマノル監督は、次のように返答した。
「影響は一切ない。私はもう彼らを擁していないのだから。私は、彼らが離脱した時点から最初からいなかったものと考えて、今いる選手たちだけに集中している。つまり、影響など何もないということだ」
「シーズンが始まった時点から、この時期に彼らがいなくなることは分かっていた。だからこそ、今いる選手たちから成果を引き出すことに集中しなければならないんだ」
ナイジェリア代表のFWウマル・サディクは負傷によって代表から離脱し、ソシエダに戻ることになった。
「実際にどういった負傷か、私たちはまだ把握していない。ここで検査をしないと何とも言えないよ。とにかく、ここに復帰することは間違いなく、まず検査を受けてもらって、その後にどう扱うかを決めることになる」
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