レアル・ソシエダのジョキン・アペリバイ会長が、MFミケル・メリーノのアーセナル移籍の可能性に言及した。
ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は、自クラブとアーセナルがM・メリーノの移籍交渉を行っていることを認め、18日のラ・リーガ開幕節ラージョ・バジェカーノ戦(1-2)で招集外とした。そして19日、DFセルヒオ・ゴメスとMFルカ・スチッチ入団会見に参加したアペリバイ会長は、スペイン代表MF売却を示唆しながらも、アーセナルから適切な移籍金が支払われる必要性を説いている。
「ミケルはラ・レアルのことを本当に思ってくれているが、プレミアのクラブから誘いがあれば、あのリーグに戻る夢を叶えたいとも言っていた(M・メリーノはかつてニューカッスルに在籍)。そして5月、アーセナルから連絡があり、私たちは退団の可能性があるのだと悟った」
「(アーセナルとは)2回ほど話をした。しかし私たちはラ・レアルの利益を守らなければならない。適切なオペレーションで、しっかりとした利益があるならば売却にイエスと言わせてもらう。だが、それまではノーだよ」
アペリバイ会長はまた、今夏の補強についても言及。あとセンターバックとストライカーの獲得を考えているようだ。
「センターバックを獲得しても、付随的な立ち位置の選手となる。私たちには(18歳DF)ジョン・マルティンという未来の要となる存在がいるのだから」
「ストライカーについて、確かに(ヘタフェFWボルハ・)マジョラルは興味深い。だが、誰か一人を獲得するとすれば、未来を考えて若手選手となるだろう。なぜなら、私たちにはストライカーであり、フラッグシップでもある(FWミケル)オヤルサバルがいるのだから」
アペリバイ会長はその一方で、FWウマル・サディクの退団を否定。「彼は出ていかない。もっと貢献できるはずだ。シーズン通して19%の出場時間で4ゴール以上を決めるなど難しいだろう。運もあったら、12ゴールは決めていたよ」
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