レアル・ソシエダMF久保建英が、来季も同クラブでプレーすることを断言している。
スペイン『カデナ・セール』ギプスコア支局は、今季9得点10アシストを記録したとして久保をソシエダのMVPに選出し、インタビューを敢行。その際、「レアル・ソシエダに100%残るという考えに変わりはないですか?」と問われた日本代表MFは、次のように返答している。
「もう(バケーションから)帰ってくる日も決まっています。飛行機のチケットは取っているんです。今季を振り返れば、ラ・レアル以上に自分が輝ける場所を見つけるなんて不可能です。ずっと居場所を変えてきて、自分にとって完璧な家を見つけたにもかかわらず、急に引越しをする……そんなことをする意味はありません」
「落ち着いてもらって大丈夫です。さっきも言ったように帰りのチケットもあります。チケット、そんなに安くないんで(笑)」
久保はまた、常に噂され続けるレアル・マドリード復帰の可能性が、現時点では皆無であることを強調した。
「レアル・マドリードと今季を話をしたか? ソシエダの移籍以降は話をしていません」
「今現在、僕はラ・レアルの選手で、マドリードへの扉は閉まっています。もちろん、今後10年で何が起こるかは分かりません。マドリーにいるか違うクラブにいるか、それともここにいるのか日本に帰っているのかは知らないです。しかし今、その扉は閉まっています」
またレアル・マドリードで居場所を勝ち取れなかった理由としては、EU圏外枠の問題を挙げている。
「スペインでEU圏外枠は三つしかなく、僕はその問題を常に抱えてきました。(レアル・マドリードに)入団したときその枠はすでに埋まっていて、ヴィニシウスがスペイン国籍を取得して枠から外れるのも時間がかかったし、日本が二重国籍を認めていない影響も少なからずありましたね。でも、そのおかげで僕はここにいられるので、満足しています」
久保はその一方で、日本のスポーツ文化についても言及。フットボールがより根付くことを願っている。
「もっとフットボールに注目してほしいですね。日本ではフットボールも流行ってはいますが、野球の方が歴史があります。フットボールはプレー人口もファン人口も世界で一番のスポーツですし、日本でももっと定着することを望んでいます。個人的にも、そのために話題をつくっていきたいです」
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