レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、FWミケル・オヤルサバルとの不和を一蹴している。
24日のラ・リーガ第14節、敵地サン・マメスでのアトレティック・クルブとのダービーを0-1で落としたソシエダ。イマノル監督は試合後、MF久保建英を早い時間帯に下げたことを疑問視されて「誰も輝かしいプレーを見せていなかった。11人全員代えられたならそうしていた」と発言。そしてその後、オヤルサバルがミックスゾーンで「ゲームプランから見るべき問題だ。全員が反省をしなければならない」「うまくいかないとき、火中の栗を拾うのはいつも僕たち選手だ」と語り、これがイマノル監督に対する批判ではないかと話題になった。
だが、28日のヨーロッパリーグ・アヤックス戦を前に会見に出席したイマノル監督は、オヤルサバルとの間に問題を抱えていることを否定。むしろその逆で、ソシエダの下部組織出身同士として、特別な絆があることを強調した。
「ラ・レアルの監督とキャプテンは、まるでファンのようにダービー敗戦に心を痛めた。私たちはあのとき激しい怒りを感じていたんだ」
「しかし私たちの関係性にひびが入ったというのは、まったくの嘘でしかない。私たちはいつだって素晴らしい関係にあるのだから。そこにあるのはセンチメントや帰属意識であり、私たちはラ・レアルが負ければファンと同じように痛みを感じるんだよ」
「私の言葉は敬意を欠いていたり、自分の責任を回避するためのものではなかった。ミケルはピッチ内外で、いつだって私の延長線にいる存在だ。ミケル以上のキャプテンなど存在しないし、彼がクラブを後にするとすれば、大きな寂しさを覚えることになるだろう」
「ミケルはこのクラブにとって黄金の存在であり、全員がそう感じてくれることを期待している。彼が過去にくれたもの、今現在あげているもの、将来もたらすもののすべてが、私たちにとっては誇らしいんだ」
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