昨夏の移籍市場で鳴り物入りでレアル・ソシエダに加入したFWサディク・ウマルが、今季中に復帰を果たせるのだろうか。
ソシエダは昨夏、クラブ史上最高額の移籍金2000万ユーロを支払い、アルメリアからサディクを獲得。192センチの長身を誇るナイジェリア人FWは、デビュー戦となったアトレティコ・デ・マドリードとの試合でいきなりゴールを挙げ、レギュラー定着、もっと言えば期待された通りにエースストライカーになることを予感させた。
しかし9月11日のヘタフェ戦、サディクは前半にピッチに倒れ込み、プレー続行不可能に。診断の結果、右ひざ前十字じん帯の断裂と診断さて、長期離脱を強いられることになった。
手術を受けて、リハビリに励んできたサディクは、順調に復帰へと向かっているようだ。今年1月24日にソシエダ練習場のピッチで個別練習をスタートさせ、再びプレーすべく努力を続けている。
スペイン『マルカ』は、サディクが今季中に復帰を果たせるかどうかについて、「あとシーズンは3カ月が残されている。離脱期間が8カ月より延びなければ間に合うだろう」との見解を示す。その一方で『ムンド・デポルティボ』はFWミケル・オヤルサバルが同じ負傷で9カ月間離脱したこともあり、復帰は来季になるとの考えを記している。
サディクの復帰はソシエダにとって大きな後押しとなりそうだが、いずれにしても復帰を急ぐことなく万全の状態に戻る方が大切なのは間違いない。
関連記事
●【コラム】“世界最高の選手”論争に割って入ったヴィニシウス。何度でも何度でも何度でも…勝つまで挑戦を止めない超絶ドリブラー | ラ・リーガ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。