レアル・ソシエダ史上最高額の選手、FWウマル・サディクがついに長期離脱から復帰を果たしている。
サディクは昨夏の移籍市場でソシエダからアルメリアに加入。ソシエダは移籍金2000万ユーロ(+インセンティブ500万ユーロ)とクラブ史上最高額となる移籍金を支払い、この192センチの長身を誇るナイジェリア代表FWを引き入れることを決断していた。
しかしながら鳴り物入りで加わり、デビュー戦となったアトレティコ・デ・マドリードとの試合でいきなりゴールを挙げたサディクだが、昨年9月11日のヘタフェ戦で前半にピッチに倒れ込み、プレー続行不可能に。診断の結果、右ひざ前十字じん帯の断裂と診断され、長期離脱を強いられることになった。
昨季中の復帰がかなわなかったサディクだったが、25日に行われたプレシーズンマッチ、スポルティングCP(0-3)でついに試合復帰。約11カ月間も離脱していたためにまだ完全な状態ではないながらも、ヒールキックやゴールに背を向けた状態からのシュートなど果敢にゴールを狙い、MF久保建英ともコンビネーションを見せていた。
サディクがこの試合でつけていた19番は昨季、RBライプツィヒからのレンタルでプレーしていたFWアレクサンデル・スルロットがつけていた数字。久保の相棒だったノルウェー代表FWは今夏ビジャレアルに移籍することが決定したが、今季はサディクが日本人FWの良さを生かすことになるのかもしれない。
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